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・住所 |
奈良県吉野郡吉野町吉野山2498 |
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・拝観 |
<< 金峯山寺 蔵王堂 >>
時間 8:30〜16:30 堂内拝観料 500円 |
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・アクセス |
近鉄電車 「吉野駅」下車
徒歩30分ほど |
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・案内 |
奈良県吉野郡吉野町に位置する金峯山寺(きんぷせんじ)。金峰山修験本宗の総本山である寺院。山号「国軸山」は宇宙の中心の山という意味。国宝である蔵王堂や仁王門は奈良吉野を象徴する建物となっている。仁王門は2021年より解体修理されており、現在は素屋根で覆われている。2028年に完成予定となっている。毎年二月三日には、盛大な節分会が開催される。ちなみに金峯山というのは、吉野山から大峯山に至る峰続きの総称。 |
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御本尊は3躯の蔵王権現立像(ざおうごんげんりゅうぞう)。巨像として知られており中尊は約7メートル、左右の像も約5メートルある。この像は「金峯山古今雑事記」などの古事から天正十五年(1587年)頃に、宗印や了覚らによって制作とされたていたが、その後ファイバースコープによる調査で中尊頭部内墨書には、造像銘として天正十八年十一月十九日の日付と南都大仏師である宗貞、宗印らの仏師名が記されていることが分かった。 |
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金峯山寺に桜シーズンが訪れると、蔵王堂前の四本桜(よもとのさくら)が華やかに咲き誇る。この四本桜がある場所は、元弘三年(1333年)閏三月三日、後醍醐天皇の第二皇子である大塔宮(おおとうのみや)護良(もりなが)親王が、北条幕府の大軍に攻められて、吉野山にたてもったが、ついに落城に際して最後の酒宴を開いたところ。現在では石の柵に囲まれており、その中には入れないが、とても大きな桜木なので周囲からでも十分鑑賞できる。 |
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また妙法殿三重塔の周辺にも桜木が多数あり、美しい景観が見られる。撮影時には石段の上から三重塔を中心にレイアウトすると、とても絵になる構図が出来上がる。桜の名所である吉野山の中でもフォトジェニックなスポットとなっている。 |
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金峯山寺は下千本と中千本のあいだくらいに位置しており、例年の桜の開花としては上千本より一週間ほど早めとなっている。ただ2023年のように吉野山全体が一斉に咲く年もあるので、インターネットなどでしっかり情報収集しよう。ここから吉野山上千本の花矢倉展望台あたりまでは1時間ほど急な坂道を登っていく。 |
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金峯山寺の桜の見頃は、例年4月上旬〜中旬。 |
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また同じエリアにある吉野山上千本、吉野水分神社、吉野神宮なども奈良の桜名所なので合わせて寄ってみるといいだろう。 |
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