「 コルカタ名物 人力車 」
コルカタの名物風景である“人力車”。
タンクトップにタオルはちまきのおっちゃんが梶棒を引いて
さっそうと走る姿は、
何とも インド らしい。
この人力車、1997年以降はライセンスの発行がストップされていて、
現役リクシャワーラー(人力車の運転手)が全て引退すると・・・
その姿がこの街から消えてしまうという・・・哀しき運命にあるのだ。
そんな世界危機遺産のような乗り物に乗らずに、この街を去るわけにはいかない。
そう思ったところで、早速乗ってみた。
座席に座る際、そのまま後ろに倒れるんじゃないかと、
ちょっぴり 緊張した。
座るとおっちゃんが目的地まで走り出す。
車輪が結構デカいので、目線の位置が かなり高くなる。
この座席からの写真を撮ってやろうとカメラを構えると、見事に目立ったらしく・・・
道端のインド人は
「ヘイ、ジャパニ !! フォトケチュ !! 」 (おい日本人、写真撮ってくれ !!)
・・・という歓声をあびせてくれた。
街中の人ごみをかき分け、目的地に到着。
オレは涼しくて気持ちのイイ体験だったけど、人力車おやじはヘロヘロだ。
こんな身体の細いヨボヨボじいさんに思っ切り走らせて、
ちょっと悪い気がした・・・
コルカタ人力車よ、永遠なれ
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